しんきん証券

業務ハイライト

債券種類別売買金額

債券種類別売買金額
  • 超低金利政策の長期化により、債券市場は盛り上がりに欠ける状況が継続してきましたが、 米国の金融政策の転換等により、市場のボラティリティーは上昇傾向にあります。
  • 当社では、多くのお客様にお取引いただくため、営業部門とトレーディング部門の連携により、成約率の維持向上、売買シェアの確保に努めています。
  • 引き続き、1件1件のお客様からの引き合いを大切にする方針を堅持してまいります。

信用金庫との成約率、売買シェア(参考)

成約率(国債以外) 売買シェア(国債)
2020年度 68.4% 2020年度 17.8%
2021年度 60.2% 2021年度 15.0%

※成約率=約定回数÷引合回数×100

引受額および主幹事件数

引受額および主幹事件数
  • 事業会社、地方公共団体、財投機関等に起債提案し、主幹事引受や入札などにより仕入れた新発債の販売を行っています。
  • 2021年度は、起債運営に関する新たなルールの導入や電力会社の発行ニーズの低下にともない、パブリック、コーポレート部門ともに主幹事件数、引受額が減少しました。
  • 起債提案や入札にあたりましては、精緻に投資家の需要を探り、発行体と協議を重ねることで適切なレート提示や情報の橋渡しを心がけ、引受業務の推進に取り組んでまいります。

投資信託純資産残高

投資信託純資産残高
  • 信金中央金庫グループの「しんきんアセットマネジメント投信」ほか内外の運用会社と幅広く連携し、良質な私募投信を適時適切かつより競争力のあるコストで提供できるよう努めています。
  • 商品の設定にあたっては、常にバイサイドの視点に立ってメリットとデメリットを客観的に考え、お客様に明示しています。
  • マーケットの動向、金融規制等、保有期間中におけるリスク管理の一助となる情報を機動的に配信することも心掛けています
  • 信用金庫および信用金庫業界以外のお客様にも幅広くお取引いただき、2020年7月に販売を開始したWBSの残高は大きく伸びています。
    WBS:World Balance Strategy

ユーロ円債・外貨建て媒介の取扱高(合計)

ユーロ円債・外貨建て媒介の取扱高(合計)
  • 信金中央金庫グループの「信金インターナショナル」や国内の隅々までをカバーする営業網を持たない外資系証券会社と連携し、調達ニーズやマーケット環境の変化を迅速に調査・分析しながら競争力のある商品の提供に努めています。
  • ユーロ債の中心となる海外発行体の債券は、調達ニーズ(または信用力)やデリバティブマーケットなど変動要素となる項目が多いため、背景を含めた情報提供を意識しています。
  • 金融規制、リスク、時価評価等に関するサポートも重要であると考えています。幅広い範囲の情報提供は、当社が販売した商品以外のセカンドオピニオンとしてもご活用いただいています。

ETF取引

ETF取引
  • 2021年12月からETFの取扱いを開始いたしました。自社のETFをもたない当社ならではの客観性が高く、機関投資家の立場に立った情報提供と低廉な取引コストによって、ETF業務の展開を図っています。
  • 資産別の割合としては、最も多い指数が日本株のETF(日経平均やTOPIXなどを参照するもの)、次に多い指数が外国債券のETF(米国債などを参照するもの)となっています。
  • ETFの取引方法として、立会取引による方法以外に、CONNEQTOR(コネクター)による取引方法をお客様に提供しています。立会取引とCONNEQTORによる取引の割合は概ね同程度となっています。

CONNEQTORとは

 CONNEQTORは、東京証券取引所が提供する機関投資家のための取引プラットフォームです。利用する効果として流動性・透明性の向上やコストの低下が期待されています。

 当社は、東京証券取引所とも連携し、CONNEQTORのメリット・デメリットや効果的な利用方法等をご案内しています。

CONNEQTOR(コネクター)のデモ操作画面

CONNEQTOR(コネクター)のデモ操作画面